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消費税増税は必要か?

 『消費税増税は必要か?』と題した学習会を3月10日(土)に新婦人名東支部事務所にて社会保障部主催で行いました。

講師に『消費税をなくす愛知の会』の大島良満さんをむかえ、

  • そもそも税とはなんだ?
  • 税の歴史
  • 諸外国と比べて日本の税と社会保障はどうなのか

をテーマに話していただきました。

 いかに私たちが、税金について考えていないか、日常的になぜ?って思っていないのか、講師の話でわかりました。何も利益を生んでいるわけでないのに、払っている固定資産税。これっておかしくない?言われてみてなるほどと思いました。

 サラリーマンの必要経費65万って何の意味があるの?奥さんは38万で生活しないといけないの?必要経費って…。労働者にとっては働くために欠かせないのは衣食住ならば、私たちの給料からその必要経費が引かれてもいいのではないか?そのとおりだと思います。

 外国では税金のことを常に主張する国会議員がいるが、日本にはいない。これも関心を持たせないようにする政府のやり方だ、とのこと。なるほど、社会保障の進んでいるスウェーデン、税金が高いのは一時国に預金するようなものという感覚だそうです。

  年金については日本は積立金制度をとっているが、積み立てた金額もあきらかにしていない。こんなことで、税と社会保障の一体改革と言ったって誰も「うそだろう!」と考えます。だって平成元年以来、消費税が始まって社会保障は悪くなる一方。富は富を呼び、貧は更なる貧困を呼ぶって、そのとおり!

 もうひとつ政府のたくらみ。一人一人に番号をつけて管理する。例えば、名前、住所から始まって保険証、通帳、納税などの情報を管理しやすくすることを考えている。この危険なたくらみを広く知らせないといけないと思いました。