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中学生の職場体験が自衛隊?中止の申し入れをしました

11月25日、名東支部の平和部と平和が丘班、さざんか班の有志8人(卒業生の母含む)で区内の市立中学校に「自衛隊への職場体験学習の中止を求める」申入れに行きました。

11月17日付けの新婦人しんぶんによると、今、自衛隊による学校を通じての組織的な勧誘の動きが活発化しているそうです。ちょうど「中学校に職場体験学習の一環として、守山駐屯地から自衛官が直接生徒に説明しにきた」という話を聞いたばかりだったので「全国でも同じことが!!」という驚きと、声をあげることで対応が変わったという経験も知り早く行動を!という気持ちで平和部と地域の班が立ち上がりました。

学校で話を聞いてびっくりしたのは、学校側が自衛隊を呼んだということです。自衛隊は学校の要請がない限り学校に出向くことはできないそうで、「あくまでも災害についての説明できてもらった」との説明。災害についてなら、役所や消防でもできることだと思いました。自衛官が来校したのが職場体験学習の希望をとる直前で、自衛隊の話を聞いた生徒と生徒からその話を聞いた保護者が職場体験学習の一環と受け止め、自衛隊の希望者が激増したということです。学校の無頓着な判断に愕然としました。

教育現場として一番大切な「子どもを守るためのアンテナ」はしっかり立ててもらいたい!!と申し入れました。「貴重な意見をありがとうございました。これからも地域の人たちとの繋がりは大切にしたい」とお返事をいただき、来年はどう対応するのか見守りたいと思いました。